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簡単作曲講座1
東京府中市のギター教室ハヤタギタースクールです。
今回は作曲に役立つ音楽理論についてです。
曲というのはいくつかのコードから成り立っています。
ただ、適当にコードをつけてもうまく曲の形にまとまらないので、
まとまりやすくするためのノウハウを教えていきます。
(このノウハウが音楽理論です。)
作曲するにあたって、まず知っておいてほしいこと。
それはダイアトニックコードというコードたちです。
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ダイアトニックコードとは
キー=Cだと
(ひとまず、キーの事は基準音と思ってください。
今はわからなくて大丈夫です。)
C、Dm、Em、F、G、Am、Bm(♭5)
の7つです。
Bm(♭5)はあまり使われないので今回は省略して、
6つコードで話を進めていきます。
この6つのコードたちはどんなコードたちなのかというと、
ドレミファソラシの音だけで出来ているコードたちです。
C ドミソ
Dm レファラ
Em ミソシ
F ファラド
G ソシレ
Am ラドミ
Cはドから一つ飛ばしで音を3つ重ねたコードです。
ド(レ)ミ(ファ)ソ
()の音を飛ばして重ねています。
Dmはレから一つ飛ばし、Emはミ、Fはファ、Gはソ、Amはラから、
それぞれ一つ飛ばしで音を重ねたコードです。
とりあえずこれらのコードを適当に並べてコード進行を作ってみます。
CーAmーFーG
よくあるコード進行です。
コード進行にメロディーをつける
これらのコード進行にどんなメロディーをのせられるかというと、
ドレミファソラシの7つの音で作ったメロディーをのせられます。
なぜでしょうか?
それはコードの構成音がドレミファソラシしか使われていないからです。
コードの構成音は当然メロディーで使っても大丈夫なのです。
このCーAmーFーGというコード進行の場合、
Cコードが鳴っているときに、ドミソは構成音なのでもちろん使えます。
それ以外にレファラシも使っていいのです。
AmーFーGの部分もドレミファソラシの音全部使って大丈夫です。
実際の曲で確認してみてください。
たとえば、スピッツのチェリーなどはキー=Cですし、
わかりやすいと思います。
作曲は凝らずに作れば簡単なのです。
なんとなく自分にも作曲できそうだなと思い込むことがスタートだと思います。
今回はここまで。