簡単作曲講座

平行調をわかりやすく解説!転調出来るようになる!

平行調,keyC=keyAm
簡単作曲講座2

府中のギター教室ハヤタギタースクールです。

作曲もテクニックも出来ることから少しづつ始めていきましょう(^-^)

曲作り出来る人はたくさんいるのですから、順序立てて勉強すれば誰にだって出来ます(^o^)

簡単作曲講座の第2回は、平行調についてわかりやすく書いていきます。

平行調が理解できるとダイアトニックコード以外のコード(ノンダイアトニックコード)を作曲に活かすことができます。

平行調とは?

前回キー=Cのダイアトニックコードを使いましたので、

今回もキー=Cを基準に考えます。

  1. C
  2. Dm
  3. Em
  4. F
  5. G
  6. Am
  7. Bm7(♭5)

これらのコードはドレミファソラシの各音を一つ飛ばしで重ねた和音でした。(前回参照

世の中にメジャーキーしかなかったらこれだけ知っているだけで良かったのですが、残念ながらマイナーキーも存在します。

マイナーキーについて

学校の音楽の授業で、イ短調とか、ホ短調と習った短調というのがマイナーキーです。

ちなみにメジャーキーは長調です。

ドレミファソラシの音階(Cメジャースケール)を

ラの音から並べ直すと、

ラシドレミファソ

という音階が出来ます。

可能なら実際に鳴らして耳で確かめてほしいのですが、この音階暗くないですか?哀愁漂ってないですか?

ラ(A)から並べ直したこの音階のことをAマイナースケールといいます。

そしてこのAマイナースケールの各音を1つ飛ばしで3つ重ねていきます。

ラドミ Am
シレファ Bm(b5)
ドミソ C
レファラ Dm
ミソシ Em
ファラド F
ソシレ G

Am、Bm(b5)、C、Dm、Em、F、Gというコードたちが出来上がりました。

これらのコードはキー=Amのダイアトニックコードです。

キー=Cとキー=Amは平行調の関係

このキー=Amのダイアトニックコードたちは、前回出てきたキー=Cのダイアトニックコードと全く同じコードたちです。

このことから何が言えるかといいますと、

キーC=キーAm

と言えます。

このCメジャーキーとAマイナーキーの関係のことを平行調といいます。

平行調のことを英語でレラティブキー(Relative key)といいます。

まとめ

平行調のことを知ったからといって、すぐに斬新なアレンジができるわけではないのですが、今後難しいコードアレンジをする時に必ず必要になる知識です。

それと平行調を早めに書いたのにはわけがあります。

それは音楽理論というのは1つのことを理解すると次のことの理解が早まる、ということを実感してもらいたかったからです。

今回の場合ですと、

前回書いたメジャーキーのダイアトニックコードを覚えてしまっていれば、平行調であるマイナーキーのダイアトニックコードも全く同じでした。

ですので、一つのことをゆっくり時間をかけて勉強してみてください。

別に誰かと競争しているわけではないのですから(^-^)

もし音楽理論を独学で勉強しているけどわからないという場合は、府中ギター教室に習いにきてください。

遠くて通えない人はオンラインもやってます。