
ギターのピックの正しい持ち方は、親指の指紋の中心あたりと人差し指でピックを深めに挟み、力を入れすぎずに安定させることです。
この持ち方を身につけることで、
- ピッキングが安定する
- 音が太く・粒立ちが良くなる
- 速いフレーズでも力まず弾ける
といったメリットがあります。
テクニック解説第10回はギターを弾くうえで基本中の基本であるピックの持ち方について書いてみます。
※この記事は
- ギター初心者〜中級者
- ピックの持ち方に正解が分からない方
- 速く弾けずに悩んでいる方
に向けて書いています。
ピックがずれてしまう人はピックがずれる3つの原因の記事も読む事をおすすめします!
なぜピックは利き手で持つのか?

ピックは必ず利き手で持ちます。
理由はピッキングの方が繊細なコントロールを要求されるからです。
左手(押弦)は練習量に比例して比較的わかりやすく上達しますが、右手(ピッキング)は、
- 音量
- 音質
- リズム
- 弦への当たり方
を同時にコントロールする必要があり、上達が頭打ちになりやすいパートです。
「左手は動くのに速く弾けない」という場合、原因は右手、特にピックの持ち方にあるケースが非常に多いです。
実際にレッスン現場でも、速く弾けない・音が安定しない方の多くは、左手ではなくピックの持ち方に問題があるケースが多いです。
ピックを深く持つことが重要な理由
これまで多くの生徒やプロギタリストの演奏を分析してきて分かったのは、ピックを深く持っているという点です。
ピックを深く持つことで、
- ピックがブレにくくなる
- 手首のスナップが使いやすくなる
- 指先でピックをこねなくなる
結果として、正確で安定したピッキングが可能になります。
正しいピックの持ち方【写真付き解説】
正しいピックの持ち方を一言で言えば、人差し指と親指を十字にクロスです。
わかりづらいと思うので、いくつか写真をアップします。(指先が荒れてますが・・・)

ポイント① 親指は「先端」ではなく「指紋の中心」
ピックは親指の先端ではなく、指紋の渦の中心あたりで当てます。
ピックと親指が触れる面積が広くなり、ピッキングの安定感が大幅に向上します。
ポイント② 人差し指は軽く曲げる
人差し指は軽く曲げ、その側面でピックを支えます。
「つまむ」というより、挟んで支えるイメージです。
ポイント③ 力は入れすぎない
強く握りすぎると、
- 音が硬くなる
- スピードが出ない
- 手首が固まる
といったデメリットが出ます。
ピックが落ちない最小限の力がベストです。
おすすめしないNGなピックの持ち方
間違っているピックの持ち方
NG① 親指の先端だけで持つ
間違っているピックの持ち方2
ピックを親指の先端だけで持つ持ち方は、
- ピックが不安定になる
- 指先でこねやすくなる
- 手首のスナップが使いにくい
といった問題が起きやすく、速弾きや正確なリズム演奏には不向きです。
親指の先端でピックを持ってる人は第一関節がカクッと曲がってます。(間違っているピックの持ち方2を参照)
親指の第一関節が曲がる持ち方だと手首のスナップを利かせたピッキングがやりづらいです。
NG② 指先でピックを操作してしまう
指先でピックを回すクセがつくと、弦への当たり方が毎回変わり音の粒が揃いません。
ピックは固定し、動かすのは手首が基本です。
よくある質問(Q&A)
Q. ピックは強く握るべき?
A. いいえ。落ちない程度の最小限の力が最適です。
Q. 初心者でもこの持ち方で大丈夫?
A. はい。最初から正しい持ち方を覚える方が上達が早いです。
Q. アコギとエレキでピックの持ち方は違う?
A. 基本は同じです。
Q. ピックはどれくらい出せばいい?
A. 目安はピック先端が2〜3mm程度です。出しすぎると引っかかりやすくなります。
まとめ|正しいピックの持ち方が上達の近道
- 親指の指紋中心+人差し指で持つ
- ピックは深めに、力を入れすぎない
- 指先ではなく手首を使う
この3点を意識するだけで、ピッキングは確実に変わります。
私自身、ピックの持ち方を見直したことで、それまで越えられなかったスピードと安定をクリアできました。
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ピックの持ち方や右手フォームは、自己流では気づけないクセが必ずあります。
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