東京府中のギター教室、ハヤタギタースクールです。
第27回は楽器奏者の多くの方が動かなくて困っているであろう、
薬指と小指の事を考察していきます。
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なぜ薬指と小指の組み合わせは動かしづらいのか
中指小指の組み合わせと比べると、
薬指小指の組み合わせは動かしづらいと感じる人が多いと思います。
それはなぜか?
その答えは指の構造にあるみたいです。
どうも薬指と小指は動かす神経がとても近いらしいのです。
ですので、楽器経験がない人ですと、
普通指の独立トレーニングなどはしないので、
小指を曲げると薬指もつられて曲がってしまいます。
指の独立トレーニングなどをしてきた人は小指を曲げても、
薬指はほとんどつられてこないです。
私の左手の小指を曲げた写真をアップします。
しっかり練習してきた賜物です(^-^)
続いて右手の小指を曲げた写真をアップします。
薬指が曲がっているのがわかると思います。
決してわざと曲げているわけではありません(笑)
右手は独立トレーニングをしていないので、
どうしても薬指がつられてしまうのです。
薬指と小指の分離 やり方
薬指と小指の分離のやり方はいろいろなありますが、
いつでもどこでも独立トレーニングをしてもらった方が効果抜群なので、
今回はギターなしでも出来るトレーニング方法をお教えします。
まずは動画をご覧ください。
動画の動きを簡単に解説します。
指を番号で解説します。
1(人差し指)、2(中指)、3(薬指)、4(小指)という意味です。
まず1,3を机なり太ももなりに置きます。その時2、4は浮かせておく。
次に2,4を一緒に下げると同時に、1,3を一緒に上げます。
これの繰り返しになります。
親指は浮かしたままになります。
動画ではてくてく先に進んでいますが、
その場にとどまっていても大丈夫です。
まとめ
こういういつでもどこでもできる練習を隙あらばやる人とやらない人では、
1年後に大きな差がつきます。
ギターを持っていないときでも、
ギターの事を考えているような人になれれば、必ず上達します。
逆に言うと、
ギターはその位の気持ちがないとなかなか上達していかないのです。
社会人の方などはなかなか練習時間が取れないと思うので、
通勤時間や、休憩時間、ちょっとした打ち合わせの時間に(だめ?)
ぜひ行ってみてください。
1年後の自分のために。
最後に薬指小指の運指が極端に動かなかった私が(今でも苦手ですが・・・)
効率的に練習して手に入れたフィンガリングをご覧ください。
MR.BIGのコロラドブルドッグのイントロです。
正しい方向に練習を重ねれば、あなたにも弾けます(^-^)
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