テクニック第1回~20回

ハンマリングのやり方

実はエレキギターの場合、ハンマリングもプリングもやり方が間違っていても音が出ます。

(だから間違いに気づかず、やっかいなのです・・・)

要は叩けば音は出てしまうのです。

しかし、間違ったやり方でハンマリングやプリングをしていると、ノイズだらけのかっこわるい音になってしまいます。

そこで第8回は、簡単に出来るハンマリング(ハンマリング・オン)のコツを書いてみます。

プリングは次回書きます。

⇒プリングについて

ハンマリングはミュートが大事

ハンマリングとは弦を叩いて音を出すテクニックで、感情を込めて弾く際に欠かせないテクニックです。

3弦5f(f=フレット)に人差し指を押さえて、

3弦7f薬指でハンマリングをするフレーズで解説していきます。

薬指を叩き付けて3弦7fの音を出すので、人差し指の先端で4弦をミュートしなければなりません。

このミュートなしにハンマリングをするとノイズだらけになってしまいます。

叩いて音を出すというハンマリングの性質上、隣接弦のミュートが特に大事になるのはわかっていただけると思います。

ハンマリングで音をしっかり出すには素早く叩く

叩き付けるなんて書くと、力いっぱい叩くかと思うかもしれませんが、実際は力はいれてません。

では、どうやって叩くのか?

指を叩きつけるスピードで音を出しています。

速弾き系の人は力んだら終わりです。

力んでいるうちは残念ながら速く弾けません(:_;)

そして力みを取るというのは時間がかかります。

毎日力まない事を意識しながらギターの練習してください。

指先でハンマリングする

人差し指は寝かせて隣接弦のミュートに徹するのですが、人差し指以外の指については指先でハンマリングするのがポイントです。

なぜなら指先の方が力強くハンマリングすることができるからです。

指先のハンマリングは力の弱い薬指において絶大な効果を発揮します。

ハンマリングまとめ

まとめると、

  1. 人差し指で隣接弦のノイズの対処
  2. 力まずに叩くスピードで音をクリアに出す
  3. ハンマリングは指先で

他にも注意すべきポイントはありますが、まずはこの3つに的を絞ってハンマリングの練習してみてください。

的を絞って集中して行う練習が、効率的でおすすめです(^-^)