東京都府中市のハヤタギタースクールです。
第26回はテクニカルの代表格であるスウィープピッキングを解説します。
難易度は当然高いのですが、
基礎がしっかり出来ていれば必ず弾けます。
それでは解説していきます。
スウィープピッキングとは何か?
スウィープピッキングとはピックを持つ右手側のテクニックで、
複数の弦を1回の動作でまとめて弾く奏法です。
ほうきを掃くイメージです。
動画を用意したのでご覧ください。
6弦~1弦に向かう時は一度のダウンで、
1弦~6弦に向かう時は一度のアップで、
まとめて弾いています。
右手はコードストロークをゆっくり弾いている感じ、
といえばわかりやすいですかね。
(左手はコードのように押さえてはダメです。詳しくは後述)
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スウィープピッキングの解説
では具体的にどういう風にピッキングするのか解説していきます。
フレーズは動画と同じAmのコードトーンで説明します。
左手の押さえるポジションと指使いは以下の通りです。
5弦 12f(フレット) 小
4弦 10f 中
3弦 9f 人
2弦 10f 中
1弦 8f 人
1弦 12f 小
まとめてダウンピッキングする都合、
各弦につき1音が基本になります。
まず5弦12f(フレット)から4弦10fをダウンで連続して弾くのですが、
この際注意していただきたいのは、
5弦をピッキングしたあと、
ピックを4弦に触れた状態にして待機しておくということです。
そして4弦10fを押弦出来たら、
待機していた右手を下します。
※スウィープはコードみたいに最初から全部押さえておくわけではあり
ません。
1本ずつ押さえていきます。
このような感じで次は4弦から3弦に進んでいくのですが、
やり方は同じです。
必ず右手を3弦で待機して、
左手で3弦9fを押弦出来たら右手を下す。
このルールは守ってください。
1弦8fまで同じやり方です。
最後の1弦12fはアップピッキングします。
後半のフレーズは全く同じフレーズを1弦から弾いています。
最初の1弦12fはダウンピッキングで、
1弦8fから5弦12fまではアップピッキングでのスウィープになります。
やり方はダウンスウィープと同じですが、
アップスウィープの方が慣れるのに時間がかかると思います。
スウィープピッキングまとめ
スウィープピッキングはピッキングテクニックの中でも、
最も難易度が高い部類に入ります。
ですので、短期間でマスターしようと意気込むよりも、
長期的に続けていけるようなトレーニング方法を見つける事が大事です。
短期間でマスターしようとすると挫折しやすい気がします。
焦らずじっくりと取り組みましょう。
必ず弾ける日が訪れます。
追記
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