タッピングは見た目が派手だし、かっこいい速弾きができるからか、よく教えて欲しいと言われます。
第4回はタッピング奏法について書いてます。(昔はライトハンド奏法と言いました)
タッピングも左手が大事
一見派手で難しそうに見えるタッピングですが、右手のタップ自体はそれ程難しい事ではないです。
結局は左手の基礎がしっかり出来ているかどうかにかかってます。
ですので、タッピングやテクニカルなフレーズが弾けるようになりたいなら、左手のレガートフレーズを練習する事をおすすめします。
レガートとはハンマリングやプリングなどで滑らかに弾くテクニックです。
複雑なタッピングはそのあとからやり始めた方が、挫折しないで済むと思います。
タッピング以外の難しいテクニックだって、基本練習をしっかりやっていれば、ゆっくり弾けるはずです。
ゆっくり弾けたのなら、あとはじっくりメトロノームでスピードをあげるのみです。
練習の順序をしっかり守れば誰でも難しいテクニックが弾けます。
やると覚悟を決めてやるのみです。(^-^)
タッピングの例 ヴァンヘイレン「イラプション」
タッピングフレーズを実際に弾いてみました。
世間にタッピングを知らしめたロック界の神曲、ヴァンヘイレンの「Eruption」の終盤のタッピングフレーズです。
右手自体はとてもシンプルです。
ただ、このスピードで弾くのはある程度経験がある人でないと難しいでしょう。
コツコツと練習を積み重ねていけば必ず弾けるようになります。
要はあきらめないことです。
タッピングで有名な日本人ギタリスト
タッピングで有名な日本人ギタリストは以下です。(敬称略)
- 高崎晃(LOUDNESS)
- 西山毅(元HOUND DOG)
- hide(X JAPAN)
挙げればキリがないので3人に絞りました。
タッピングの名手:高崎晃
高崎晃さん(愛称:タッカン)は日本のヘヴィメタルバンドLOUDNESSのギタリストです。
通常のタッピングも使いますが、ボスハンドタッピング(両手タッピング)も使います。
- CRAZY DOCTOR
- In the Miror
- Let It Go
- S・D・I
- Soldier of fortune
あんなに荒々しくタッピングをしてるのにノイズが出ないのは何故なのでしょうか(笑)
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