テクニック第1回~20回

弦を押さえる指の角度

第6回は左手の弦を押さえる角度についてです。

リードギターを弾く時と、コードを弾く時で押さえ方が一緒になっていませんか?

リードギターを弾く時と、コードを弾く時の大きな違いのひとつに指の角度があります。

この違いを理解してから練習した方が効率的です。

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リードギターの指の角度

リードギターを弾く時は、基本的には指は寝かせ気味が良いと思います。

基本的にはというのは、リードギターを弾くには大きく2種類のフォームがあるためです。

その2種類というのは、

  1. ロック式
  2. クラシック式

です。

ロック式とは親指をネックの上から出して、握りこむスタイルです。

クラシック式はその逆で握りこまず、親指をネック裏に付けるスタイルです。

クラシックギタリストのフォームと言えばわかりやすいでしょうか。

 

ロック式とクラシック式のフォームの違いによって多少違うのですが、リードギターを弾く時は基本的には指を寝かせてあげると良いです。

この辺の違いは重要ですので、またブログで書きます。

コード押弦時の指の角度

続いてコード押弦時の指の角度についてです。

コードを弾く時はリードギターの時とは反対に、指を立たせて隣接弦に触れないように気をつけましょう。

この違いを知っておくとコードをマスターするのが早くなると思います^^

コードを弾く時の指の立たせ方のコツは、しっかりとロック式で握ってあげる事です。

下の動画で説明しています。

クラシック式でも立たせる事は出来るのですが、安定せずコードチェンジがやりづらいのであまりおすすめしていません。

押弦時の指の角度で上達スピードに差が出る

最初からスイスイとうまくなる人は、今回書いたリードギター時とコード時の違いをすぐに理解し実践出来ています。

逆になかなかうまくならない人は、この違いに気づかずに、ただやみくもに練習している人が多いです。

リードギターとコード弾きは別物、という意識を持って練習に取り組んでみてください。

少し話はそれますが、上達に行き詰るのは悪いばかりではありません。

真面目にギターに取り組んでいると、遅かれ早かれ誰しもが壁にぶつかります。

自分が今壁にぶつかっていると感じている人はラッキーです。

これから壁を乗り越える方法を勉強出来るのですから。

一度乗り越えると自信になり、次も乗り越える事が出来るようになります。

うまい人に刺激を受けるために他の人を見たり、比べる事は必要です。

しかし、必要以上に他人と比べる必要はありません。

自分は自分、他人は他人です。

今回の記事で一人でも多くの人が壁を乗り越えてくれることを願っています。

もし弦を押さえる指の角度がわからないという場合はぜひ府中ギター教室で直接指導を受けてみてください。