メカニカルなトレーニングで指の分離
今回紹介するフレーズは、
実際の曲には出てこないような運指ですが、
指を独立させるためには有効なので、
じっくりと丁寧に弾いてください。
押さえ方の基本などは第14回に解説していますので、
不安な方はそちらを参照してみてください。
では、譜面(タブ譜)をご覧ください。
※クリックすると拡大します。
続いて動画です。
しっかり押弦のルールを守ろう
6弦~1弦まで使った運指練習となっています。
ちょっと動きが複雑なので簡単に運指を解説します。
まずは6弦から。
①5f(フレット)を人差し指で押さえます。
②7fを薬指で押さえます。
この時人差し指は5fを押さえたままで。
③6fを中指で押さえます。
中指を押さえる時には、薬指を離す。
人差し指は押さえたまま。
④8fを小指で押さえます。
人差し指、中指は押さえたままにする。
⑤5弦5fを人差し指で押さえます。
人差し指で5弦5fを押さえるまで、
中指と小指は6弦を押さえたまま。
1弦まで弾いたら、
高い方に1fずれて6弦まで戻ってきます。
これを繰り返しながらハイフレットの方まで弾いていきます。
ゆっくり弾いて指の筋トレ
難しいのは③と⑤です。
ここの辺りは動画でゆっくり弾いているので確認してみてください。
あと、いつも言っていますが、
最初はすごくゆっくり弾く事が大事です。
指板を長く押さえっぱなしにすることは、
実は指の筋トレになっています。
ゆっくり弾いて動きを確認するのはもちろんですが、
筋トレをしている意識も持ってください。
筋トレの意識があるとゆっくり弾くことを楽しめると思います。
ゆっくり弾く練習をして、
徐々に徐々にスピードを上げていくのが、
効率良く上達する秘訣です。
こういった地道なトレーニングを毎日続けることが、
指の独立につながります。
何とか楽しく取り組めるように意識してください。
今回の記事では筋トレしている意識を持ってみてくださいと書きました。
こいう機械的な運指練習は、
何か意識しながらでないと飽きてしまいやすいです。
俺は筋トレしてるんだ、
私はスピードを上げていく達成感がたまらないとかですね(笑)
自分なりにギターの練習を楽しくするのが、
何気に一番大切なことかもしれません。
練習がつまらなくなっては元も子もないですからね。
さぁ私も運指練習しないと(^-^)